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室内における色の整え方

ハウジングコラム

2023.07.04

私たちの暮らしの中には様々な色が存在します。
日々の暮らしの中を彩る様々な色によって癒されたりときめいたりと、
無意識にも色の持つ影響ってあるのかもしれませんね…。

 

そんな色による影響を一番感じる場所が室内ではないかと思います。
せっかくお気に入りを飾ってまとめているつもりなのに―。
なんだか子供っぽい雰囲気になる…。ごちゃごちゃに見えて落ち着かない…。
それはもしかして物と同じように色の片づけが大切かもしれません。
なぜならごちゃごちゃに見える要因は物より色の数が多いからです。

 

色の組み合わせを考える際、意識すると良いのが色の明度と彩度です。

 

色の明度と彩度は、色彩の特性を表す要素です。
明度(Brightness)は、色の明るさや暗さの度合いを示します。

明度が高い色は明るく、明度が低い色は暗いと感じられます。

明度は白と黒の間のスケールで表され、色の明るさの相対的な比較を可能にします。

 

彩度(Saturation)は、色の鮮やかさや淡さの度合いを表します。

彩度が高い色は鮮やかで、彩度が低い色は薄く見えます。

彩度は純粋な色(純度が高い色)と灰色(純度が低い色)の間のスケールで表され、

色の鮮やかさの相対的な比較を可能にします。

 

明度と彩度は、色相(Hue)とともに、色彩空間を特定の位置に配置するために使用されます。

色相は色の種類や見た目を示し、明度と彩度は色相に対して明るさや鮮やかさを調整します。

 

例えば、明度と彩度が高い色は非常に鮮やかで目立ちます。

一方、明度が低く彩度が低い色は、くすんだ色や地味な色として知られています。

 

このように、明度と彩度は色の視覚的な特性を説明するために使用され、色彩のバリエーションや相対的な比較を可能にします。

 

この明度と彩度を意識しながら色のトーンを揃えるだけでもだいぶ違ってきます。
自分にとって心地よい色の配色をすることによってより色の持つ効果を実感できることでしょう。

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